BELLA AWARDS 2025 Japan Winner 授与式を執り行いました
2025年5月8日、株式会社ふく成(熊本県)にて、アジアスモールビジネス連盟(ASBF)による「BELLA AWARDS 2025 アグリ・フードテック ウーマンプレナー賞 部門最優秀賞」の表彰状授与式を執り行いました。
当日は、アジアスモールビジネス連盟 日本 代表の田中森士より、同社取締役の平尾有希(ひらお・あき)氏に対して表彰状が授与され、あわせてBELLA AWARDSの日本代表(Japan Winner)に選出されたことが正式に伝えられました。

株式会社ふく成 取締役の平尾有希(ひらお・あき)氏
BELLA AWARDSは、ASBFが主催する、アジアの中小企業の持続可能な成長と世界への発信を目的とした国際的な表彰制度です。特に「人」「地球」「繁栄」の3つの柱を軸とし、農業・水産・林業などの分野で優れた実績をあげた女性アグリプレナーを称えるものです。

左・株式会社ふく成 取締役の平尾有希(ひらお・あき)氏、右・取締役 平尾優(ひらお・まさる)氏
今回、「アグリ・フードテック ウーマンプレナー賞」部門で最優秀賞に輝き、日本代表となったのは、株式会社ふく成の平尾有希氏です。
同社は、熊本県を拠点に養殖とらふぐ・真鯛の生産から加工・販売までを一貫して手がける水産養殖ベンチャー企業。創業60年の養殖ノウハウを受け継ぎつつ、独自技術「Firesh®(フィレッシュ)」による鮮度保持や、デジタルマーケティングを駆使した革新的な取り組みで水産業界の変革を目指しています。
平尾氏は、病気の克服や育児との両立という個人的な挑戦を乗り越え、経験のない分野から事業を着実に発展。さらに廃棄部分の再活用や地域連携、子ども食堂への支援など、環境・社会への持続可能な貢献も高く評価されました。特に、「食べチョク」水産部門で2年連続全国1位という業績は、同社の実力を示す象徴的な成果です。

代表の田中森士より「BELLA AWARDS 2025 アグリ・フードテック ウーマンプレナー賞 部門最優秀賞」が授与されました
5月15日、中国・西安で開催される世界大会では、各国の代表が集結し、BELLA AWARDSの世界チャンピオンが決定されます。日本代表の平尾氏の活躍に、ぜひご期待ください。
今後ともアジアスモールビジネス連盟は、アジア各地の中小企業や起業家の持続可能な発展を支援し、彼らの挑戦と成果を世界に広く伝えてまいります。