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BELLA AWARDS 2025 GRIP賞 授与式を徳島にて実施しました

2025年5月26日、徳島県庁にて、アジアスモールビジネス連盟(ASBF)による「BELLA AWARDS 2025 GRIP賞(部門賞)」の表彰状授与が執り行われました。
授与に先立ち、ASBF Japan 代表の田中森士と、特別顧問の宍戸幹央氏が、受賞者である新居希予(にい・きよ)氏、「なかがわ野菊の里」代表の新居義治氏らとともに、後藤田正純 徳島県知事を表敬訪問。地域文化と農業の融合による持続可能な取り組みの意義について、知事とも意見を交わしました。
当日は、ASBF Japan代表の田中森士より、新居氏に対して正式に表彰状が手渡されました。

(左から)ASBF Japan特別顧問宍戸、ASBF Japan代表田中、受賞者の新居希予(にい・きよ)氏、「なかがわ野菊の里」代表の新居義治(にい・よしはる)氏

GRIP賞とは

GRIP賞(Growth, Resilience, Innovation, Prosperity)は、アジアスモールビジネス連盟(ASBF)が主催する国際的な表彰制度「BELLA AWARDS」の部門賞のひとつです。
農業分野において、持続可能な取り組みや革新的技術を推進し、環境や地域社会にポジティブな影響を与えた個人や組織を称えるものです。

新居氏の取り組みと受賞理由

新居氏は、徳島県にて「表現する農業」を掲げ、希少な伝統作物の復活と継承に挑んでこられました。奈良時代から伝わる黒米「弥生紫」や、100年以上前に一度は絶えた幻の米「徳ばん」など、貴重な品種を生産・普及し、食文化の継承に尽力されています。
また、農薬や化学肥料に頼らない栽培を貫き、環境に配慮した持続可能な農業を実践。さらに、田植え・稲刈りなどの伝統農業体験、教育団体の設立を通じた食農教育など、地域社会との多層的な関わりも高く評価されました。
病気の治療や子育てと両立しながらも、地域の歴史と自然と向き合い、新たな価値を生み出してきた新居氏の姿は、まさにGRIP賞の理念を体現するものです。

(左から)ASBF Japan 特別顧問の宍戸幹央氏、後藤田正純 徳島県知事、ASBF Japan代表の田中森士

今後に向けて

ASBF Japanは、今後もこうした地域発の挑戦を支援し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。 新居氏の今後のご活躍に、ぜひご期待ください。

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